中澤建設は3月、建具・家具を製作する事業を新たに立ち上げた。家具づくりを通じて自社のブランド向上を図るとともに、職人の雇用創出にも挑戦していく。
大工でもある社長・中澤康之さんは、知り合いの女性大工との交流から「ライフステージにより生活が変化しやすい女性が、職人の世界で活躍し続けるのはハードルが高いのではないか」と感じたことが、建具・家具事業のきっかけになった。住宅と違い、家具や建具の製作は就業地が固定できるため通勤しやすく、手に職を付けることもできる。中澤さんは「建具・家具づくりは一度職場を離れても復職しやすいのではないか」と考えている。
同社がある高崎市の倉渕地域では、年々人口減少が進む・・・
この記事は新建ハウジング4月10日号3面(2024年4月10日発行)に掲載しています。
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