信用調査会社・帝国データバンクの発表によると、(有)ヤマダホーム(青森県中泊町)が3月22日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。負債は約2億円とみられる。
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同社は1970年創業、99年に法人化した木造建築工事業者。住宅、アパート、老人施設などの新築工事を主体とし、ピーク時には地元不動産業者からの建売住宅の新築工事を含め年間約10棟を受注。2017年3月期の売上高は約3億4600万円を計上していた。
しかし、地域人口の減少や同業他社との競争が激化するなかで事業は縮小、近年は新型コロナ感染拡大の影響を受け売り上げは低迷。2023年3月期の売上高は約1億3900万円にとどまり、多額の債務超過に陥っていた。取引先や関係者の協力も得て事業を継続していたが、先行きの見通しが立たないと判断し、事業継続を断念した。
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