木造住宅で意外に軽視されている防音性能。不快な生活音を抑えて心置きなく趣味を楽しむための防音性能の高め方について、遮音工事とデコスドライ工法の施工を手がける東海音響工事の石原雅大氏に取材。Q&A形式でまとめた。
取材協力:石原 雅大(東海音響工事)
Q. 木造で遮音性能を高めるのに大事なことは?
A. 「遮音性能=建物(部位)重量」なので木造住宅は壁や床の重量を高めることが大事
ケンジ 防音とは不要・不快な音を遮ること。その手段が遮音や吸音、防振だ。遮音で空気伝播音を遮断して音が外に抜けるのを防ぎ、吸音で空気伝播音を吸収して外への抜けや室内での反射を防ぐわけだ。
→通常、繊維系断熱材は吸音材だが高密度のセルロースファイバー(CF)は重いため吸音のほか遮音性向上にも貢献
松太郎 空気伝播音は重い物体に当たると反射し、軽い物体だと抜ける。高い音ほど抜けにくく、低い音ほど抜けやすいため・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー4月号(2024年3月30日発行)木造再点検[超]そもそもQA』(P.107~)でご覧ください。
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