木板張り外壁や軒天スギ板張り+母屋あらわしの屋根など、木材の質感を生かした外装を工夫したい。一方でコストと性能、耐久性が気になる。複数の要求を成立させる工法や納まりのポイントについて菅沼悟朗(菅沼建築設計)氏に取材。Q&A方式でまとめた。
取材協力:菅沼 悟朗(菅沼建築設計)
Q.通気層(二次防水)の雨漏りを防ぐポイントは?
A.水の受けをつくらない。孔が開いたら即補修 窓まわりをシートで覆ってテープで孔をふさぐ
ケンジ 木板は経年変化で乾燥収縮する。壁内に多少漏水するから、透湿防水シートによる二次防水の施工品質が重要だな。下から上に重ねて水の受けをつくらず、孔を開けた場合は防水テープで補修する。
→耐候性に定評のあるタイベックシルバーなどの製品を用いる
松太郎 防水の弱点は窓まわりだ。耐力面材の施工後・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー4月号(2024年3月30日発行)木造再点検[超]そもそもQA』(P.88~)でご覧ください。
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