木造住宅の耐久性を大きく左右する外装材。材料そのものの耐候性と主要な劣化要因について、エーシャギーの安達智氏と菅沼建築設計の菅沼悟朗氏に取材。Q&A方式でまとめた。
取材協力:安達 智(エーシャギー)、菅沼 悟朗(菅沼建築設計)
Q.窯業系サイディングの材料自体はどのくらいもつの?
A.竣工後15年目にトップコートの塗替えをすれば30年以上はもつ
ケンジ この材料の主原料はセメントとけい酸カルシウム、繊維、混和材。耐久性に関わるのが厚み。14㎜厚だと裏から吸湿して表面の塗膜を傷めたり、材の割れもある。16㎜厚以上だとそれらはほぼ見ないな。
→現在の製品は防火認定の関連から14mm厚が最低厚み
松太郎 この材料は吸水性があるから耐久性向上には塗装が必須。最近は・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー4月号(2024年3月30日発行)木造再点検[超]そもそもQA』(P.74~)でご覧ください。
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