日本不動産研究所(東京都港区)は3月26日、「不動研住宅価格指数」の1月値を公表した。東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の既存マンションの価格指数は、1都3県を合わせた首都圏総合が119.18ポイント(前月比0.59%増)で、前月のマイナスからプラスに転じた。
地域別では東京都が135.23ポイント(同0.77%増)で前月のマイナスからプラスに転じた。神奈川県が104.54ポイント(同0.31%減)で2カ月連続のマイナスとなった。千葉県は88.49ポイント(同1.47%増)、埼玉県は91.63ポイント(同0.45%増)で、ともに4カ月ぶりに上昇した。
不動研住宅価格指数は、東京証券取引所の「東証住宅価格指数」を引き継いで2015年1月から公表。2000年1月の首都圏既存マンションの価格を100として、同一物件の価格変化に基づいて算出している。
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