不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は3月28日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏中古マンションの2月の価格動向を発表した。
首都圏全体の1戸あたりの平均価格は前月比0.6%増の3889万円で、2カ月ぶりに上昇した。全8エリアのうち5エリアが前月比マイナスとなったが、東京23区、千葉県他は2017年1月以降最高額を更新。エリアによって価格動向に違いが見られた。前年同月比は1.0%減と4カ月連続で下落した。
エリア別では、東京23区が最高額を7カ月連続で更新し、前年同月比も4.4%増と上昇幅が5カ月連続で拡大。前年差額は220万円と200万円超えとなった。都下は前月比を4カ月ぶりに下落。千葉県西部は8カ月連続で下落している。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。