エネルギーマネジメント事業などを手掛けるNature(神奈川県横浜市)は3月26日、同社が提供するソフトウェアサービス「Nature Green(ネイチャーグリーン)」において、有料オプション「蓄電池市場連動オートメーション」をリリースした。
「蓄電池市場連動オートメーション」は、スマホHEMS「Nature Remo E(ネイチャーリモイー)」で過去の消費電力量の実績を基に消費電力量を予測し、市場価格に連動した家庭用蓄電池の自動制御を行う機能。自身で選択・設定した電力エリアの市場価格が低い時間帯に蓄電池を充電、高い時間帯に蓄電池から放電することで、効率的に電気料金を抑える。太陽光発電設備を設置している場合は、過去の太陽光による発電量と天気予報を考慮に入れて消費電力量を予測。また、停電時に備えた蓄電池残量の確保の設定や市場価格のグラフ表示も可能。オプション料金は月額300円(税込)。
「Nature Green」は、普段の暮らしの快適性を保ちながら自動的に省エネルギー化を行うソフトウェアサービス。エアコンなどの家電や蓄電池、V2Hなどのエネルギー機器の自動制御を中心とした機能を提供する。
「Nature Remo E」は、コンセントに挿すだけで安手軽に導入できるスマホHEMS。電力の消費状況や電力料金の目安、太陽光発電設備の発電・売電状況、蓄電池の充電量・放電量をリアルタイムにスマートフォンのアプリで確認でき、外出先から蓄電池やV2Hのコントロールもできる。また、スマートリモコン「Nature Remo」シリーズと組み合わせて使用することで、電力使用量に合わせた家電の自動制御が可能になる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。