国土交通省は3月25日、「建設労働需給調査結果」の2月分を発表した。全国の8職種の過不足率は1.7%の不足となり、1月と比べ0.1ポイントと不足幅が拡大。前年同月(1.0%不足)比では0.7ポイント不足幅が拡大した。
職種別の状況では、6カ月連続ですべての職種で「不足」となった。左官の過不足率について対前年の増加幅が大きくなっている(1.4%→4.3%)。一方、とび工の過不足率は対前年の減少幅が大きくなっている(1.4%→0.8%)。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2024年2月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1490店・社の手持現場8155カ所、一般工1万7068人を対象に調べたもの。
■関連記事
すべての職種で「不足」5カ月連続―1月建設労働需給
1-2月の「人手不足」関連倒産、建設業は3年連続前年同期超え
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。