大建工業(大阪市)、東海旅客鉄道(=JR東海、名古屋市)、ジェイアール東海商事(同)、相模原市は、神奈川県相模原市津久井地域の間伐材と東海道新幹線再生アルミを利用した内装用不燃ルーバー「グラビオルーバーUSボルト固定式 新幹線再生アルミ芯タイプ」を共同開発。大建工業が3月25日に販売を開始した。
JR東海、相模原市、神奈川県が2023年11月1日に締結した「中央新幹線神奈川県駅(仮称)の周辺開発を契機としたさがみロボット産業特区におけるイノベーションの創出促進を目的とした連携協力協定」に基づく「新素材発明等に係る研究開発」および「循環型社会の形成」に向けた取り組みの第1弾。
東海道新幹線N700系車両をリサイクルした再生アルミ、相模原市津久井地域の杉の間伐材、大建工業の不燃建材「ダイライト」を使って、空間に立体感を生み出し、天然木の突板で意匠性を高める不燃造作材に仕上げた。
JR東海が運営するイノベーション創出拠点「FUN+TECH LABO(ファンタステックラボ)」(相模原市緑区)の天井部材のほか、現在リニューアル工事中の東急田園都市線駒沢大学駅のホームにも採用する。
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