LIXIL(東京都品川区)は、新築向けの高断熱玄関ドア「グランデル2」のラインアップを強化し、4月1日から発売する。同シリーズのスタンダード仕様「ST2」「ST3」に、新しいデザインとカラーを追加。ST2は24種類から28種類に、ST3は5種類から31種類に拡充する。
今回追加するデザインは、近年人気の高まっている全面ガラスデザインなど計7種類。カラーも6色を追加して計23色に拡充。全4グレードで、合計683通りのバリエーションが得られる。同社サッシ・ドア事業部の川口富士雄・ドアSBU長は、3月25日に行われたメディア向け発表会で「家は断熱だけではなくデザインも重要。玄関ドアのバリエーションを揃えて使いやすくした」と話した。
また、リモコンやカードキーなどで玄関ドアを施解錠する「FamiLock(ファミロック)」のオプションとして「テンキー付屋外リーダー」「ワイヤレス屋内ボタン」も追加。テンキー付屋外リーダーは、室外から暗証番号を入力して施解錠が可能になり、オートロックで閉め出される問題を解消する。ワイヤレス屋内ボタンは、扉が閉まると自動で施錠し、鍵の閉め忘れを防ぐことで防犯性能を向上する。マグネットによる固定と、壁面へのねじ止めも可能で、使いやすい位置に設置できる。
その他、化粧額縁を取り付けた際、ドアと室内壁がフラットに納まる「アングル付枠」も新たに追加する。参考価格はST3仕様で51万4000円(立ち上がり枠、F型ハンドル、手動仕様)。
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