住宅展示場協議会(東京都港区)と住宅生産振興財団(同)が3月15日に発表した2月の住宅展示場の来場者組数は、対前年同月比2.7%増の24万9423組となり、先月の減少から増加へと転じた。エリア別では、信越・北陸(33.8%増)が4カ月ぶりに増加へと転じた。
増加したのは関東、信越・北陸、東海、近畿、九州・沖縄の5エリア。近畿(4.7%増)は9カ月連続で増加し、九州・沖縄(19.2%増)は約2割の増加。関東(1.6%増)と東海
(3.8%増)は減少から再び増加に転じた。一方で、北海道、東北、中国・四国が減少。北海道(14.1%減)と東北(9.3%減)は11カ月連続で減少している。今期来場者の累計は291万1819組で、前年比1.8%減となった。
2月の各エリアの来場者組数は以下の通り。カッコ( )内は対前年同月比の増減を表す。
北海道:4375組(-14.1%)、東北:3123組(-9.3%)、関東:13万3257組(+1.6%)、信越・北陸:4591組(+33.8%)、東海:5万2651組(+3.8%)、近畿:4万2562組(+4.7%)、中国・四国:1981組(-19.9%)、九州・沖縄:6883組(+19.2%)。
※数字は住宅展示場協議会に加盟する住宅展示場における数字
■関連記事
1月の住宅展示場来場者、北海道、信越・北陸で大幅マイナス
12月住宅展示場来場者 関東、微増ながら6カ月ぶりに増加く
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。