外国人技能実習機構が運営する「実習先変更支援サイト」および「母国語相談サイト」は、このほど第三者によるサイト改ざんの可能性があったとして一時閉鎖していたが、3月19日付けで「必要な対策を講じた」として、ホームページの公開を再開した。同機構は「関係者の皆さまに多大な心配、迷惑をお掛けした」と謝罪している。
「実習先変更支援サイト」では昨年12月11日、アクセスができない事態が発生。原因について調査したところ、改ざんが疑われる痕跡が見られたという。不具合が生じたホームページの公開を停止し、さらに原因究明を行ったが、個人情報の漏洩などは確認されなかった。また、同サイトを利用する技能実習生や監理団体などからも、情報漏洩などの被害報告はなかった。
再開に伴い、一時的に開設していた「臨時相談窓口」を閉鎖。相談窓口への連絡先として使っていたメールアドレス([email protected])の利用も終了した。また、閉鎖期間中に仮登録を申請した監理団体および技能実習生に対しては、本登録の方法について案内を送信。改めて本登録を行うようにと呼び掛けている。
臨時アドレス宛てに監理団体から受け付けていた、新たな実習実施者の募集情報などについては、登録に一定期間がかかるため、作業が完了した時点でホームページに掲載する。
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