YKK AP(東京都千代田区)は、カーポートシリーズ各種(「エフルージュ FIRST」「エフルージュ」「ジーポート Pro」)をモデルチェンジして4月1日に発売する。
フラット屋根のカーポート「エフルージュ FIRST」「エフルージュ」シリーズは、中桟を従来の48本から18本に、補助垂木を2本から1本に削減することで見た目をすっきりとさせて屋根下空間の開放感と明るさを向上。性能・品質を維持しながら施工時間を短縮する。
また、ダークカラー基調の住宅外観とコーディネートできるよう、カーポート本体にカームブラック色を、枠溝部に木調のキャラメルチーク色とショコラウォールナット色を追加した。
税別の参考価格は「エフルージュ FIRST 600タイプ2台用」が72万800円(奥行5062×間口5438×高2200mm)。
折板屋根カーポート「ジーポート Pro」シリーズは、2022年の建築基準法の一部改正とソーラーカーポート市場の拡大を受けて大型サイズを改良した。
間口延長・間口連結時の2本抱き合わせの連結柱を1本化することで、従来よりも広い駐車スペースを確保し、使い勝手を向上。
また、ソーラーパネル搭載の「ジーポート Pro PV」には、複数メーカーのソーラーパネルが搭載できる汎用金具を設定した。
税別の参考価格は「ジーポート Pro 耐積雪100cm」が66万6200円(奥行5450×間口5504×高2355mm、柱4本)。
このほか、カーポート基礎の掘削を約80%削減する専用柱脚金具「イージープレート」を発売する。
カーポートの柱にこの金具を取り付けて上から土間コンクリートを敷設することで、土間コンクリート量を削減するとともに、掘削・残土処理時間を約110分短縮できるとする。
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