アイリスオーヤマ(仙台市)は、施設ごとの設計や設定が不要な小規模施設向けの照明省エネソリューション「LiCONEX LiTE(ライコネックス ライト)」を4月10日に発売する。
2017年発売の「LiCONEX」は、独自の通信プロトコルを採用した無線制御システム。さまざまな照明器具を個別に制御して電気代を削減できることから、これまでに約5100カ所の中・大規模施設が導入してきたという。
これに対し新商品の「LiCONEX LiTE」は、省エネ化が難しい店舗やオフィス、教室などの小規模施設向けに開発した。
時間帯ごとに自動調光する「スケジュール制御」、周囲の明るさや人の在室を感知して自動調光する「センサー制御」、エリアごとに自動調光する「グループ制御」、シーンごとに最適な照明設定を登録できる「シーン設定」など、各種設定をパッケージ化することで照明設計費用を削減。「LiCONEX」と比べて導入費用を約15%、運用までの工期を約48%短縮する。
さらに、毎月の電気代も従来のLED照明と比べて約51%削減できるとする。
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