被災者が住宅再建を検討する際のガイドブック「地域型復興住宅~住まい手と作り手が力を合わせて住宅再建を~」の第2版が完成した。岩手県、宮城県、福島県の被災3県の地域型復興住宅推進協議会と住宅金融支援機構(東京都文京区)の東北支店が協力して作成したもので、2012年3月発行の第1版に比べ、実例の写真を加えるなど、内容を拡充。地域生産者グループが推奨モデルを一緒に掲載して配布できるよう、プランを貼り付けられる空きページも設けるなど工夫をこらした。
このほか、標準的なモデルプランも10プランから12プランに増やし、返済シミュレーションのパターンも拡充。被災者の多様なニーズに対応できるようにした。
また、発行部数も5万部から10万部に増やし、金融支援機構の支店窓口や、住宅相談会、市町村などを通じて配布していく。
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