吉野石膏(東京都千代田区)はこのほど、環境へ配慮した取り組みの一環として、実質カーボンフリー電力を活用したせっこうボード製造時の100%カーボンニュートラルを実現したと発表した。
同社では、温室効果ガスの排出削減に向けて、草加工場と千葉第一工場において2023年10月から再生可能エネルギー由来の電力を利用し、年間4100トンのCO2排出量を削減。今回、バイオマスボイラーを併用することで、製造時の100%カーボンニュートラルを実現した。持続可能な製造に向けた取り組みとして展開する。
同社は、4工場に木質バイオマスボイラーを導入し、製造に必要なプロセス蒸気と電気を生成。実質的な大気中のCO2増加には寄与しない「カーボンニュートラル」特性を生かし、環境負荷の低減・気候変動対策に取り組んでいる。
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