国土地理院は東日本大震災後、データを取得できなかった地域のGPS連続観測点のデータ回収を行った結果、牡鹿半島で、地震時に東南東方向に約5.3mの移動、約1.2mの沈下があったことが分かったと発表した。
また、震源域周辺の広い範囲で地震後から緩やかな地殻変動が継続しており、地震後からの変動は大きいところでは20㎝を超えているとする。具体的には、岩手県山田町で25㎝、千葉県銚子市で17㎝などとなっている。
国土地理院では、今回の津波で浸水した面積を、航空写真などから集計している。現時点で精査中の地域もあるが、3月18日時点で、その面積は401K平方メートルで、(東京山手線の面積63k平方メートルの約6.4倍に達する。
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