ウェザーニューズ(千葉市)は、気温・湿度・雨量・風速など7つの気象要素を1分ごとに観測する気象IoTセンサー「ソラテナPro」に、熱中症の危険度を判定する「暑さ指数(熱中症リスク)」を追加した。
「ソラテナPro」で観測した気温や湿度、風速などをもとに、環境省熱中症予防情報サイトに示されている屋外でのWBGT(暑さ指数)の計算式を用いて暑さ指数を算出し、「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」の4ランクで判定。
利用者は、天気アプリ「ウェザーニュース」やパソコン版専用サイトを通じて暑さ指数データを閲覧できるほか、気温や暑さ指数などの各種データが設定値を超えるとアプリのプッシュ通知で知らせる。今回新たにメール通知が可能になったため、メール通知をトリガーにした機器と連携させて作業現場の回転灯などを作動し、安全対策に役立てることができる。
また、過去データが1分ごとに蓄積されるため、熱中症が疑われた場合の気象条件を後日分析したり、データをもとにした通知条件の調整も可能。
利用は、レンタルと購入の2種類から選べる。
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