サンゲツ(名古屋市)は3月18日、東京日比谷にオープンした新拠点「PARCs Sangetsu Group Creative Hub(PARCs)」の植栽エリアに、ポリエステル繊維をリサイクルしてできた土「TUTTI(トゥッティ)」を採用したと発表した。
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PARCsに施工した「TUTTI」
「TUTTI」は、スタイレム瀧定大阪(大阪市)が展開するポリエステル繊維リサイクル培地。ポリエステル繊維を主体に、人工ゼオライトなどを特殊配合した「繊維でできた土」で、軽さや保水性・通気性に優れ、培養土と同様に野菜や花などを育てることができる。
今回の取り組みでは、スタイレム瀧定大阪と協働し、本来廃棄される同社カーテン生地を回収・アップサイクルしたオリジナル版を採用。原材料の20%に、同社が環境保全の一環で進める「サンゲツカーテン・エコプロジェクト」で回収したポリエステル製のカーテン生地が使用されている。「TUTTI」にカーテン生地を使用したのは今回が初。
同社は今回の取り組みを、アップサイクルの可能性を広げる新たな試みとして展開する。
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使用済みカーテンが「TUTTI」に生まれ変わるまで
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