パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社は2月6日、アメリカのパワーワン社(カリフォルニア州)と戦略的協業契約を締結した。
2020年には定置型蓄電システムの世界的な市場規模が1兆円を超えると推定されるなか、定置型蓄電システムなどのエネルギーマネジメント事業を国内外で強化・拡大するのがねらい。あわせて定置型蓄電システムにおけるメーン機器のひとつ、パワーコンディショナーについても協業し、日本国内の非住宅・産業用大型パワコン事業を共同で進める。
パワーワン社は、住宅用から非住宅・産業用まで幅広いラインアップをそろえ、世界3カ所にある製造拠点によるサプライチェーンとコスト競争力を強みとする太陽光発電システム用パワコンのトップメーカー。今回の協業により、国内での大型パワコンの早期導入を実現し、海外においても定置型蓄電システム事業を早期に立ち上げたい考え。
2018年には、パナソニックグループ全体で定置型蓄電システム関連事業で1000億円以上の売上げをめざす。
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