システム開発を手掛けるセイロップ(東京都墨田区)は、モデルハウスではない実際の住まいを見学できるサービス「Welcome House」を3月1日に開始した。当面は、千葉県の住宅会社に特化したサービスとして展開するという。
同サービスでは、スマホアプリを通じて「見学したい人」と「見学する住まいを提供してくれる人(オーナー)」をマッチング。家を建てたい人に実際の住まいの見学をしてもらうことで、理想の家づくりをサポートする。
見学者はモデルハウスの見学では得られない「リアルな住まい」を体感することができ、住宅を提供するオーナーは1件あたり1万円の報酬を受け取ることができる。なお、住宅の契約に至った見学者から「最も参考になった」と選ばれた場合、10万円が追加される。
住宅会社は自社の建築実績(オーナー宅)をモデルハウスとして活用できるほか、同サービスを通じて見学者の情報が得られるため営業コストを削減できるという。また、オーナーとのつながりの維持も期待できる。
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