不動産コンサルタント会社のハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)と山口県の地域ビルダー・安成工務店(山口県下関市)が提携して販売する戸建賃貸型住宅「ユニキューブ」の新商品企画がこのほど発表された。
ひとつは戸建てタイプの賃貸住宅を生かしたペット共生型の「ユニキューブ with PET」。屋外にに足洗い場、室内にもペット共用化粧台、脱走防止建具、窓下枠のキャットウォーク、専用の床材と腰壁材ーなどの仕様を装備した。
2棟セットのうち、オーナー棟をスペックアップして「住んで貸す」インカム住宅市場の創造をねらった「e-cube」。屋根上に太陽電池を動力源にして冬の集熱暖房と夏の換気ができるパッシブシステムを搭載した。
このほか外壁・ドア・ウッドデッキのカラーバリエーションを追加した。
「ユニキューブ」は安成工務店が開発し2004年12月から販売を開始したもので、翌2005年5月からハイアスとの事業提携により全国に導入企業を募っている。現在135社の導入企業があり、9月末までに累計で365棟の受注実績があるという。
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