セルコホーム(宮城県仙台市)は2月4日、20~59歳の男女を対象に行った「住まい方に関する意識調査」の結果を公表した。調査は2012年12月5日〜12日にモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネット調査)により実施、有効回答数は2000人だった。
2013年に住宅を買うとしたら、何を重視するかを複数回答で聞いたところ、「耐久性・長寿命」67.2%、「節電・省エネ」65.7%、「高断熱・高気密によって冬暖かく夏涼しいこと」65.6%がトップスリーに。女性の重視項目のトップは「節電・省エネ」75.1%だった。
住み替えや修繕に関する意識については、「住み替えよりも修繕して長く大切に住みたい」という考え方に「あてはまる」と答えた人は75.2%にのぼり、4人に3人が修繕しながら大切に長く住むことに肯定的だった。
二世帯住宅に関する意識も探った。現在結婚している、または将来結婚したいと考えている人(1506人)を対象に、将来二世帯住宅に住みたいと思うか質問した。その結果、「検討したくない」35%が「検討したい」25.8%を上回った。
年代別にみると、年代が若いほど二世帯住宅を「検討したい」と答えた割合が高かった(20代33.8%>30代29.5%>40代22.3%>50代18.1%)。逆に年代が高いほど「検討したくない」の割合が高まるにあり(20代32.9%<30代33.3%<40代34.6%<50代39%)、年代による意識差が明らかになった。
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