タカショーグループのタカショーデジテック(和歌山県海南市)は3月6日、同社の屋外照明機器の製造を担うタカショーデジテックチャイナ(中国名:佛山市南方高秀電子科技有限公司、英語名:FOSHAN SOUTH TAKASHO DIGITEC CO.,LTD.)の新工場が竣工したと発表した。
新工場の増設により、工場総面積は約5.7倍の1万370.6㎡に拡大。4階建ての新工場内に「オフィス、商品開発・品質管理、加工・製造・製品検査、物流倉庫」の全機能を集約させることで、生産効率のさらなる向上を図る。また、検査工程の自動化なども積極的に進め、今後の需要拡大に対応する。
従業員数は最大約300名まで増員可能となり、生産能力が大幅に増加することから世界販売に向けた生産拠点として展開。屋外照明機器の生産に加え、海外マーケットにおけるOEM、LEDサインの製造、BtoC向け商品を量産するなど、アジア、アメリカ、欧州への直接販売(輸出)などの新規事業に柔軟に対応できる拡張性を備えている。
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