朝日ウッドテック(大阪市)はこのほど、同社の挽き板フローリング「オール国産材」(住宅用「LiveNaturalプレミアムオール国産材」、土足用「メッセージハード オール国産材」)が、環境負荷情報の認証「EPD Hub」を2月8日に取得したと発表した。同社によると、日本で初めて商品単体で認証登録されたという。
同社は、グループ会社全体で消費するエネルギーや電力によるCO2(スコープ1およびスコープ2)を「2013年度を基準に2030年度に半減、2050年度に全体として0」とすることを定め、CO2排出量削減に取り組んできた。今回、アイルランド・EPD Hub社の「EPD Hub認証」を取得。製品のライフサイクルでの環境負荷情報が客観的に評価されることで、脱炭素や環境問題を意識する顧客のニーズに応え、カーボンニュートラル社会に貢献できるとしている。
EPD(環境製品宣言)は、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて、製品のライフサイクル全体の環境情報を国際規格に基づいて定量的に開示したもの。建物を建てる際のCO2排出量の見える化や、LEED認証などグリーンビルディング認証の取得に貢献できる。
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