Forward to 1985 energy life(大分県別府市)は、住宅の温熱環境を基礎から実践まで学べる全6回の「温熱カレッジ」を、3月21日からオンラインで開催する。
2025年の省エネ基準義務化や、2050年カーボンニュートラルに向けたさまざまな施策が動き出しているなか、単に外皮性能計算を行うだけでなく、顧客にいかに性能を伝えられるか、快適性・健康性・経済性・社会性も合わせたプレゼンができるかが鍵となってくる。
「温熱カレッジ」では、温熱に関する理科的・物理的な理解から、全ての計算の基礎となる外皮性能計算、パッシブデザインに欠かせない室温や暖冷房負荷、プレゼンに役立つ光熱費シミュレーションなどを、自社物件の計算を通して学ぶことができる。計算を全くしたことがないという初心者から、ある程度は学んでいるがさらに自社の強みにしたいという人まで広く学ぶことができるカリキュラムとなっている。講師は、Forward to 1985 energy life監事、基盤情報作成委員会委員長の坂﨑有祐氏。
講義はZoomにて実施(1回/月)。第2回以降は、温熱・省エネ統合計算プログラム「Energy ZOO」を使用して演習を行う。参加費は、一括申込み(6回)が5万3000円、単回申込が9000円/回。いずれも会員割引がある。また、これまでに「野池学校」「温熱カレッジ」に参加した人を対象にした「リピート割」も用意している。
詳細・申し込みはこちらから。
■カリキュラム
第1回:3月21日(木)温熱・省エネ・パッシブデザインの必須理解力を身につける
第2回:4月25日(木)H28年省エネ基準の外皮性能計算をやっつける①
第3回:5月23日(木)H28年省エネ基準の外皮性能計算をやっつける②
第4回:6月20日(木)暖冷房計画と結露
第5回:7月25日(木)蓄熱と室温シミュレーション
第6回:8月22日(木)一次エネルギー算定プログラムを使っての光熱費シミュレーション
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