松尾和也さん流エコハウス設計メソッドを毎月10日号でお届けする本連載。今回は、タイトル通り太陽光発電の経済性を一発で理解できるシミュレーション結果を解説します。
太陽光発電に関しては、未だに誤解が非常に多いです。その最大の原因が「実際に自分で計算して優位性を確かめることができていない」ことだと考えています。難しい計算は苦手な人が多いと思うので、できるだけ簡単で腹落ちしやすい計算法を紹介します。
今現在、太陽光発電の施主出しの単価は1kWあたり25万円程度が平均的だと思います。設置する場所にもよりますが、全国平均では太陽光発電1kWあたり年間1200kWh発電します。
仮に太陽光発電のパネルの寿命が25年だとすると、25年間の総発電量は1200kWh×25年=3万kWhと計算できます。ということは「3万kWhの電気を25万円で購入した」と言い換えることができます。
そこで電気の単価を逆算してみると・・・
この記事は新建ハウジング3月10日号7面(2024年3月10日発行)に掲載しています。
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