住宅金融支援機構は2月27日、住宅融資保険を活用したリバースモーゲージ型住宅ローン(【リ・バース60】)の2023年10~12月の利用実績を公表した。付保申請戸数は441戸(前年同期比93.4%)、付保実績戸数は352戸(同87.3%)、付保実績金額52.3億円(同83.8%)だった。取扱金融機関数(期末累計)は前年同期から4期間増の88機関となった。利用タイプはノンリコース型が99.8%、リコース型が0.2%だった。
申込者の属性は、平均年齢68.7歳、平均年収381万円。年金受給者50.8%、会社員22.9%、個人経営7.5%、会社役員7.0%、パート・アルバイト5.4%などとなっている。
資金使途は、注文住宅32.0%、借換え22.0%、新築マンション18.1%、戸建リフォーム15.2%、中古マンション7.9%など。資金計画(平均)は所要額3137 万円で融資額1679万円、毎月支払額4.0万円となっている。「住宅または住宅ローンを必要とする理由」としては、住宅が古い40.8%、借換え20.4%、住替え17.2%などとなっている。
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