すべての職種で「不足」5カ月連続―1月建設労働需給

国土交通省は2月26日、「建設労働需給調査結果」の1月分を発表した。全国の8職種の過不足率は1.6％の不足となり、昨年12月と比べ0.2ポイントと不足幅が拡大。前年同月（1.2％不足）比では0.4ポイント不足幅が拡大した。

職種別の状況では、5カ月連続ですべての職種で「不足」となった。配管工の過不足率について対前年の増加幅が大きくなっている（0.9％→2.6％）。一方、型わく工（土木）の過不足率は対前年の減少幅が大きくなっている（1.2％→0.6％）。

8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。

同調査は、2024年1月10日～20日までの間の1日（日曜、休日を除く）を調査対象日として、1528店・社の手持現場8567カ所、一般工1万8224人を対象に調べたもの。

職種別の状況（原数値）

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