国土交通省が2月29日に公表した1月の新設住宅着工戸数は5万8849戸で、前年同月比では7.5%の減少となった。持家の減少が続き、分譲住宅も再度減少。全体では8カ月連続で減少した。季節調整済み年率換算値は前月比1.5%減の80万2000戸。
利用関係別では、持家は物価上昇の影響による減少トレンドが続き、全体では26カ月連続減の1万4805戸(前年同月比11.0%減)となった。1月としては過去10年間で最低の水準。貸家は2万4681戸(同2.4%増)で6カ月ぶりに増加した。
分譲住宅は、前月増加に転じたマンション(同24.8%)が減少。一戸建て(同6.7%減)も1万戸割れとなり、全体では1万9039戸(同16.1%)で2カ月ぶりに減少した。
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