りそな銀行と埼玉りそな銀行は28日、がん特約付きペアローン型団体信用生命保険の取り扱いを開始すると発表した。10月1日から。住宅価格の上昇や共働き世帯の増加を背景にペアローンの取り扱いが増えており、日本生命保険と共同開発した。
りそな銀行ではペアローンの取り扱いが住宅ローン残高の約3割を占めており、従来は夫婦のどちらかに死亡や高度障害などによる保険金の支払い事由が発生しても、片方の返済は継続され、家計が困窮する懸念があった。今回の商品では、夫婦どちらかが死亡や高度障害だけでなく、所定のがんと診断された場合でも、両者の保険金が支払われて完済となる。上乗せ金利については今後決定する。
ペアローン型団体信用生命保険 イメージ図(りそな銀行発表資料から引用)