各地でリノベーション事業の参入例が着実に増えてきています。一方で事業化まで時間がかかったり、そもそも事業化に向けて自社ならではの全体像を描けないまま参入したりしている例もあるようです。本連載では、事業立ち上げのプロセスと考え方に焦点をあてて、解説したいと思います。
今回取り上げるU建築(長野県飯田市)は「地域に高品質な住宅を提供したい」という思いで1983年に創業した地域工務店です。
長野県飯田市を中心に伊那市、駒ケ根市を含めた南信州エリアにて、新築、リフォーム事業を展開。20年程前からパナソニックのリフォーム専門ショップに加盟しており(現PanasonicリフォームClub)、本部からのサポートも強みの一つです。
既にリフォーム事業においては豊富な実績を保有しています。リノベーション事業参入前の時点で、平均受注単価が400万円台と業界水準を大きく上回っていることからも、建築のプロとして、信頼の高さがうかがえます。
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