不動産会社のマーケティング活用を自動化するITツールの開発・提供を手掛けるCocolive(東京都千代田区)が28日、東証グロース市場に上場した。公募で約2億円を調達し、人件費・採用費のほか、サーバー増強やセキュリティー関連費用、オフィス移転費用に充てる。
2017年に設立。不動産会社の顧客管理や営業活動を自動化して効率化するITツール「KASIKA」を自社で開発。国内の工務店やハウスメーカー、不動産売買仲介業者、分譲マンション事業者などへの提供を図っている。
24年5月期業績予想は、売上高が前期比30.3%増の10億3800万円、営業利益は60.8%増の2億2500万円、経常利益は57.1%増の2億2000万円、純利益は57.6%増の1億5300万円としている。
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