SMBCコンシューマーファイナンス(東京都江東区)はこのほど、20代の男女を対象に「金銭感覚についての意識調査」を実施し、その結果を発表した。
『住宅を購入しようと思える世帯年収額』を聞いたところ、前回調査では「800万円以上あれば」までの合計で半数を超えていたのに対し、今回調査では半数以上がイメージできるのが「900万円以上あれば」(52.7%)となり、ハードルが上がる結果となった。なお、「年収がどんなに多くても購入したいと思えない」と答えた人が25.5%と最も多かった。次いで「年収1000万円以上あれば」となった。
『結婚しようと思える世帯年収額』を聞いたところ、「年収400万円あれば」までの合計が29.1%、「年収500万円あれば」までの合計が45.2%、「年収600万円あれば」までの合計が56.1%となり、20代の半数以上が結婚をイメージできるのは年収600万円であることがわかった。また、「年収がどんなに多くてもしたいと思えない」は21.8%となった。
『出産・子育て(1人)しようと思える世帯年収額』を聞いたところ、半数以上がイメージできるのは、前回調査と同様「年収700万円」(51.4%)となった。また、「年収がどんなに多くても、したいと思えない」と答えた人の割合は、前回調査では19.5%だったのに対し、今回調査では24.3%と、4.8ポイント上昇した。
調査期間は2023年12月13日~15日。調査対象は20歳~29歳の男女1000人。
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