【ジャカルタ=時事】阪急阪神不動産(大阪市)は21日、インドネシアの西ジャワ州ボゴール県ケマンで、住宅分譲事業「ケマン エミネンス プロジェクト フェーズ2」を実施すると発表した。新規パートナーとなる地元不動産デベロッパーのミトラ・セララス・セジャティ社と共同で行う。
事業では約1万9300平方メートルの敷地に2階建てのタウンハウス(連棟式住宅)約130戸を建設し、今年夏ごろから順次完成させる。建設地はジャカルタ中心部の南方約40キロで、ジャカルタ中心部や足元エリアの勤務者の需要を見込む。最寄りの高速道路の出入り口からは車で約5分の場所にあり、周辺には商業施設や病院、教育施設などが複数立地している。
今回の事業により、阪急阪神不動産のインドネシアにおける住宅分譲事業は5件(計約4020戸)、海外における住宅分譲事業はタイ、マレーシア、ベトナム、フィリピンと合わせた計5カ国の56件(計約5万4990戸)となった。
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