建設物価調査会がこのほどまとめた、建設物価建築費指数(2015年に東京で建築された建物の平均を100とする)2024年1月分は、住宅(木造)の工事原価指数は134.1(暫定値)で前月比増減なし、前年同月比2.5%増(+3.3ポイント)。純工事費指数は135.7(暫定値)で前月比増減なし、前年同月比2.5%増(+3.3ポイント)だった。
純工事費指数の前月比に対する主要細目の寄与度は、プラスの細目とマイナスの細目は、ともになし。前年同月比に対する主要細目の寄与度は、プラスの細目は、「上記以外の建築細目」(+1.34)、型枠(+0.39)、「上記以外の設備細目」(+0.37)、衛生配管(+0.24)、生コンクリ−ト(+0.21)。一方、マイナスの細目は、木工(−0.73)、鉄筋(−0.01)だった。
集合住宅(RC造)の工事原価指数は128.0(暫定値)で前月比0.2%増(+0.2ポイント)、前年同月比5.8%増(+7.0ポイント)。純工事費指数は129.1(暫定値)で前月比 0.2%増(+0.2ポイント)、前年同月比5.9%増(+7.2ポイント)。
純工事費指数の前月比に対する主要細目の寄与度は、プラスが「上記以外の建築細目」(+0.17)、衛生機器(+0.02)。マイナスの細目はなし。前年同月比に対する寄与度は、プラスが「上記以外の建築細目」(+1.88)、型枠(+1.28)、生コンクリ−ト(+0.66)、「上記以外の設備細目」(+0.62)、衛生配管(+0.45)等。マイナスが、木工(−0.09)、鉄筋(−0.07)、鋼材(−0.01)だった。
そのほか、事務所(S造)の工事原価指数は129.9(暫定値)で前月比0.1%増、前年同月比5.2%増。工場(S造)の工事原価指数は129.8(暫定値)で、前月比0.3%増、前年同月比5.2%増となった。
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