レオパレス21(東京都中野区)は2月から、同社管理物件のアパートオーナーの協力のもと、福島県内のアパート67棟の屋根を借りて太陽光発電システムの設置工事を始める。約1.2MWの「仮想メガソーラー」を構築し、富士通(港区)とともに太陽光発電事業の共同実証を行う。
約1年間の共同実証では、発電量、日射量、温度などの情報を一元管理し、収集した情報を一般公開することで、今後の太陽光発電の普及に役立てるとする。また、影や角度、傾斜角による発電量への影響や、太陽光パネルの断熱効果についても検証する。
一般社団法人 太陽光発電協会(JPEA)の「平成24年度住宅用太陽光発電高度普及促進復興対策事業(福島実証モデル事業)」の採択を受けて実施するもの。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。