パナソニック ホームズ(大阪府豊中市)およびグループの販売会社は、国内で運営する住宅展示場118拠点において、再生可能エネルギー100%電力の導入を2月から開始した。
購入する再生可能エネルギー電力は、TGオクトパスエナジー(東京都港区)と共同開発した新電力プランと、オフサイトPPAモデルの2種で構成。新電力プランは、 TGオクトパスエナジーが提供する実質再エネ100%の電力プラン「グリーンオクトパス」をベースに、RE100対応でトレース(電力出所)付の新プランとして開発した。東京・名古屋・大阪・福岡など99拠点で新電力プランを、東京・名古屋など19拠点でオフサイトPPAモデルを導入する。
同社は、脱炭素化や持続可能な社会の実現に向けてZEHの普及を推進してきた。今後、事業活動で消費する電力の再生可能エネルギー化を進めることで、取り組みをさらに加速。住宅展示場における再エネ導入を皮切りに、工場や事業場への導入も順次展開していく。
同社はパナソニック ホールディングスとトヨタ自動車が設立した、プライム ライフ テクノロジーズ(PLT、東京都品川区)のグループ会社。PLTグループ各社では、国際イニシアティブRE100達成に向けた再生可能エネルギー活用の取り組みとして、卒FITオーナーからの電力買取サービス「PLTでんき」を今春から順次開始する。
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