国土交通省が1月31日発表した2012年の新設住宅着工戸数は、前年比5.8%増の88万2797戸で、3年連続で増加した。持家は2.0%増の31万1589戸、戸建て分譲住宅は5.0%増の12万2590戸で、ともに3年連続の増加。マンションも5.5%増と3年連続で増加し、12万3203戸だった。貸家は11.4%増と4年ぶりに増加に転じ、31万8521戸と2009年以来3年ぶりに30万戸を超えた。地域別では、復興需要が旺盛な東北が39.9%増と全体を牽引した。
同日発表の2012年12月単月の新設住宅着工戸数は、前年同月比10.0%増の7万5944戸だった。4カ月連続で前年を上回った。季節の影響を排除した年率換算値は、88万戸だった。前月の90.6万戸からは減ったが、2011年実績よりも高い水準を維持している。
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