一般社団法人ワークショップ「き」組(東京都中野区、松井郁夫代表)は今年4月~来年1月まで、第10期「木組のデザイン」ゼミナールを開講する。デザインと構造のバランスのとれた木組の架構を学ぶもの。木造住宅の設計者・施工者を対象に、受講生募集を開始した。
「入門コース(4月~8月)」「上級コース(9月~翌1月)」「実践コース(5月~12月)」の3講座制で、基本的に月1回土・日に開催し、いずれも全5回一泊研修付き。美術大学出身のメンバーや、国土交通省の「伝統構法委員会」に参加するメンバーが講座を指導し、実際に手を動かしてデッサンや軸組模型の製作を行なうことで実践力が身に付くようにする。
各コースとも「長期優良住宅」に対応するプログラム構成。また今年度は改正省エネ法への対応をにらみ、実践コースのなかで岐阜県立森林文化アカデミー講師・辻充孝氏による木組の家の温熱講座も用意した。
会場はワークショップ「き」組事務局内、費用は入門・上級コースが受講料8万円と入学金1万5000円、実践コースが受講料5万円。定員は15人程度。申し込みは郵送で受け付ける。問い合わせは事務局TEL:03-3951-0703まで。申込書ダウンロードなどはホームページから。
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