国土交通省は2月5日、建設機械(ブルドーザー・ホイルローダ)の「物体検知・衝突リスク低減に関する技術」について技術比較表を作成し、NETIS(新技術情報提供システム)のホームページ上で公表した。23年に選定された技術について、同一条件下で現場実証などを実施し、各技術の特徴を明確化したもの。現場の用途に合った技術を示すことで、安全管理、事故防止などを促す狙いがある。
厚生労働省の「労働災害発生状況」によると、死亡事故数が減少傾向にある一方で、建設業における事故が全産業中で最も多く発生しており、全体の約3割を占めている。特に建設機械による「激突され」「はさまれ」が一定数あることから、これまでにもドラグショベルなど建設機械施工の危険検知技術がNETISに登録されてきた。
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