セーレン(福井市)は19日、カーボンニュートラル(脱炭素)実現に向け、二日市事業所(福井市)に産業廃棄物などを燃料とするバイオマスボイラーを新設したと発表した。環境省の支援事業による補助金2億4000万円も活用し、計7億4000万円を投資。3月中旬に稼働を始める予定で、年間4400トンの二酸化炭素(CO2)削減を見込んでいる。
セーレンは2030年度までに13年度対比でCO2排出量を46%削減する目標を掲げる。16年に勝山工場(福井県勝山市)でバイオマスボイラーを設置しており、今回で2機目となる。26年には福井市内の新田事業所に3機目を導入する予定だ。
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