YADOKARI(神奈川県横浜市)はこのほど、CountryWorks(長野県松本市)が運営するトレーラーハウスを用いたアウトドアホテル「TENAR(テナール) the Outdoor Hotel」と提携を開始したと発表した。タイニーハウスを所有・共有・収益化できる同社の新サービス「LIFESTOCK」を活用し、ALPS LAPS with TENAR(山梨県南アルプス市)と安曇野穂高ビューホテルフィールド(長野県安曇野市)の2拠点を対象に、計5棟のモバイルハウスのオーナー募集をスタートする。
オーナーは、自由に利用できる宿泊バウチャーに加え、宿泊売上に連動した利回りを得られる。また、アウトドアホテルTENARに関する運営情報やトレーラーハウス・グランピング事業に関するノウハウも受けられる。
1月に新規オープンしたALPS LAPS with TENARは、絶景を軸に客室露天風呂やアウトドアダイニングを備えたモダンラグジュアリーな施設・空間で、寝室棟、露天風呂棟、客室3室で構成。各部屋からは甲府盆地の山並み・街並みなど「泊まれる借景」を楽しむことができる。敷地面積は約3000㎡。アウトドアのプロデュース会社GATES(ゲイツ)(山梨県甲府市)と共同運営。
オーナー募集対象となっているのは、新築・露天風呂棟 「TENAR009」990万円(税込)、新築・寝室棟「TENAR010」770万円(税込)、中古・寝室棟「TENAR003」「TENAR004」各697万(税込)。
安曇野穂高ビューホテルフィールドは、リゾートホテル「安曇野穂高ビューホテル」と提携。ホテルの中庭約1万5000坪に、TENARのグランピングフィールドを展開している。ホテルのレストランや露天風呂を使用可能で、アウトドアでありながら安心した体験を楽しむことができる。
オーナー募集対象となっているのは、中古・寝室棟「TENAR001」581万円(税込)。
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「LIFESTOCK」は、土地の事業者とタイニーハウスの運用をシェアできるサービス。キャンプ場やグランピング施設など、事業者が所有する土地に自身のタイニーハウスを設置し、管理や運用を委託。オーナーは、契約の範囲内で個人利用でき、宿泊施設として貸し出すことで収益を得ることができる。短い減価償却期間(4年)による節税効果や、移設・リセールといった所有後の選択肢などもメリットとなっており、「置く土地がない」「タイニーハウス中心の生活には変えられない」「レジャーや趣味の範囲で購入するには高すぎる」など、さまざまな悩み、障害に対応し、タイニーハウスのある暮らしの実現をサポートする。
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