増木工務店(埼玉県新座市)はこのほど、所沢市内にコンセプトハウス「トコみど」を開設した。過去に自社で建築、引き渡した住宅を賃借して断熱改修を行い、内装の経年変化は残しつつ、新築同等の温熱環境を実現。新築も含めた新たな集客拠点と位置付け、将来売却・賃貸・リノベーションできる、資産価値の高い家づくりを訴求していく。
トコみどの元となった住宅が完成したのは2013年。築10年で転居することになった施主から“賃貸に出したい”という相談を受け、立地がよく、現在でも自社のコンセプトに通じる住宅だとして、借り受けて運用することになった。
リノベーションは、新築時の担当者だった技術営業・山口愛莉沙さんが担当。「築10年にしては内装がきれいな状態だったので、経年変化を残す」ため、外張り断熱工法(アキレス「ソトダンプラス」)で改修し、外皮性能を既存の断熱等級4から、等級7相当まで高めた。加えて・・・
この記事は新建ハウジング2月20日号4面(2024年2月20日発行)に掲載しています。
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