京都大学の金森主祥助教らの研究グループがこのほど、ガラスのように透明で曲げ変形が可能な低密度多孔体「エアロゲル」の作製に成功し、1月に国際学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」で発表した。従来、エアロゲルを作る材料として用いられるシリカではなく、柔軟なシリコーンを使用することにより、エアロゲルに柔軟性を持たせつつ強度を高めた。今後、建築用の高性能透明断熱材としての利用が期待されている。
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