明星大学(東京都日野市)はこのほど、大学院 理工学研究科 建築・建設工学専攻を改組し、2025年4月に「建築学研究科」を開設予定だと発表した。
「建築学研究科」では、時代や環境の変化に対応した安全・健康かつ快適な建築、住宅、都市空間を創出・提供し、社会に貢献できる人材を養成。多種多様な機能を持つ美しい建築空間の実現のほか、持続可能な都市や社会基盤の構築、防災・減災技術の開発など、技術課題を解決する応用能力の向上につながるカリキュラムを提供する。
専攻科目は「研究科目」と「論文指導科目」で編成し、研究科目は「専門・応用科目」「演習・実験科目」とする。建築学に関する高度な専門知識と実践的な技術を修得可能で、課題発見能力、解析的能力、計画・設計能力、説明・表現能力などの総合的な能力を身につける。
修了後の進路は、総合建設会社や建設コンサルタント会社、建築設計事務所、設備関連会社、不動産関連会社、住宅産業、各種メーカーや建築分野の公務員などを想定している。
入学定員は5人。学費(初年度納入金)は110万円(入学金、教育充実費、施設維持費を含む)。
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