日経BPコンサルティング(東京都港区)は1月28日、夫の母親(姑)と同居する20〜40代の女性310人を対象に実施した「働く既婚女性と二世帯同居に関するアンケート」の結果を公表した。調査時期は2012年12月。
まず、嫁姑関係について聞いたところ、約7割(67.7%)が「仲が良い(まあ仲が良いを含む)」と回答。年代別に見ると、20・30代では78.6%が姑との関係を良好と考えており、40代の62.7%を大きく上回った。また、同居期間が「10年未満」(73%)の人のほうが「10年以上」(64.6%)の人より姑と仲が良いと答える割合が高かった。
次に住居形態に着目。親世帯と子世帯で生活空間が分かれた独立型の二世帯住宅に住む女性に限ると、姑と仲が良いと回答した女性は約9割にのぼった。同社は、適度な距離感が保たれたほうが良好な関係を維持しやすいと分析する。
就業形態では、正社員の女性の約8割(79.6%)が姑と仲が良いと回答。夫と同様にフルタイムの仕事を持っているほうが家事や育児への理解・協力がされやすいのでは、とした。
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