セイコーエプソンは7日、長野県飯田市にバイオマス発電所を建設すると発表した。再生可能エネルギーの利用推進と自社発電の比率を高めるのが狙いで、投資額は数十億円程度を見込む。今後発電に関する申請などを経て、2026年度中の稼働開始を目指す。
出力は1990キロワット。燃料は南信州エリアで山林に放置されている未利用の木材などを使い、森林保護にもつなげる。オンラインの説明会で、生産企画部兼地球環境戦略推進室の小須田直紀部長は「欧米系の企業では再エネ使用を取引条件としている企業も多く、国内でも再エネ需要は高まると想定している」と説明した。
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