モノクローム(東京都中央区)は2月7日、ダイキン工業(大阪市)と資本業務提携を開始したと発表した。
同社は、2023年に屋根一体型太陽光パネル「Roof–1」と新築向けHEMS「Home–1」を販売開始。今回、ダイキンから第三者割当増資により資金調達を行い、同社が開発するエネルギーの発電システムおよびコントロールシステムと、ダイキンが開発する空調機器やヒートポンプ給湯機「おひさまエコキュート」の接続・制御の連携を進めていく。1つのシステムで住宅全体のエネルギーマネジメントとホームデバイスコントロールを実現するための戦略的パートナーシップ構築を図る。
今後は、機器の連携に加え、同社のソフトウエア開発力および住宅ごとのエネルギーデータと、ダイキンの空調機器およびおひさまエコキュートの技術を活用し、太陽光発電による余剰電力連動型おひさまエコキュートの実現をめざす。おひさまエコキュートは深夜電力を活用しているが、Home–1との連携により、太陽光発電の余剰電力をより有効に活用できる運転が可能となる。太陽光発電を導入する家庭のエネルギーの自家消費率向上を実現できるという。
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